グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国とは
【国旗】
【国名】 グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国 (西ヨーロッパ、通称:イギリス・英国、日本語当て字:英吉利)
【面積】 24.25万㎢ (日本の約3分の2)
【首都】 ロンドン
【通貨】 英ポンド
【言語】 英語、ウェールズ語
【民族】 アングロ・サクソン系、ケルト系
【宗教】 英国国教会、メソジスト、バプテスト、カトリック
【世界遺産】
◇自然遺産
・ ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸 (1986年)
・ ヘンダーソン島 (1988年)
・ ゴフ島野生生物保護区 (1995年、2004年拡張)
・ ドーセット及び東部デヴォン海岸 (2001年)
◇文化遺産
・ モン・サン・ミシェルとその湾 (1979年)
・ グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁 (1986年)
・ ダラム城と大聖堂 (1986年)
・ アイアンブリッジ峡谷 (1986年)
・ コールブルックデール橋を参照
・ ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群 (1986年)
・ ファウンテンズ修道院跡を含むスタッドリー王立公園 (1986年)
・ バース市街 (1987年)
・ ローマ帝国の国境線 (1987年、2005年拡張)註
・ ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院、聖マーガレット教会 (1987年)
・ ブレナム宮殿 (1987年)
・ カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院と聖マーティン教会 (1988年)
・ ロンドン塔 (1988年)
・ エディンバラの旧市街・新市街 (1995年)
・ 河港都市グリニッジ (1997年)
・ オークニー諸島の新石器時代の遺跡中心地 (1999年)
・ ブレナヴォン産業用地 (2000年)
・ バミューダ諸島の古都セントジョージと要塞 (2000年)
・ ソルテア (2001年)
・ ニュー・ラナーク (2001年)
・ ダーウェント峡谷の工場群 (2001年)
・ キュー王立植物園 (2003年)
・ 海港商業都市リヴァプール (2004年)
・ コーンウォールとウエスト・デヴォン鉱山の景観 (2006年)
◇複合遺産
・セントキルダ島 (1986年)
【ここがポイント】
イギリスは、イングランド(England)、ウェールズ(Wales)、スコットランド (Scotland)、 北アイルランド (Northern Ireland) の四つの非独立国の集まった国です。
首都ロンドンがあるのはイングランド地方です。
非独立国という言葉は珍しいと思いますし、基本的にイギリスはイギリスだと思っている人も多いでしょう。
英語を知っているとユナイテッドキングダム!くらいは知っているかもしれませんが、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国って知っていましたか?
幕末に徳川幕府との開国等に関する交渉の際には、猊利太尼亜(ぶりたにあ)や諳尼利亜(あんぐりあ)と呼称されていたそうです。
その後、イングランドを表すオランダ語のEngelsch(エンゲルス)またはポルトガル語のIngles(イングレス)が訛り、「エゲレス」または「イギリス」という読みと「英吉利」という当字が用いられるようになったそうです。
イギリスとは日本でしか通じない単語なのです。
この点を知らずにもしくは省いて「イギリス」という言葉を用いると、意図しない摩擦を惹起することもあるようですので気をつけましょう。
イギリスは、ハリー・ポッターシリーズ(Harry Potter Series)で有名になったので子供も大人も詳しくなっているかもしれませんがここまではわかりませんね。