ボスニア・ヘルツェゴビナとは
【国旗】
【国名】 ボスニア・ヘルツェゴビナ (東ヨーロッパ)
【面積】 5.11万㎢ (日本の九州の約1.5倍)
【首都】 サラエボ
【通貨】 マルカ
【言語】 ボスニア語、セルビア語、クロアチア語
【民族】 ボスニア系約48%(ボシュニャク人)、セルビア系約37%、クロアチア語系約14%
【宗教】 イスラム教約40%、セルビア正教約31%
【世界遺産】
◇文化遺産
・ モスタル旧市街の古橋地区 (2005年)
・ ソコルル・メフメト・パシャ橋 (2007年)
【ここがポイント】
ユーゴスラヴィアからの独立後、大多数のボシュニャク人、クロアチア人に対して少数派のセルビア人が分離独立を唱えてボスニア紛争(1992年から1995年まで続いた内戦)を戦った。
両者は全土で覇権を争って戦闘を繰り広げた結果、死者20万、難民・避難民200万が発生したほか、レイプによる出産などが行われたと言われ、第二次世界大戦後のヨーロッパで最悪の紛争でした。
これは日本の教科書でこの紛争の一部が掲載されたほどですからご存知でしょう。
日本に住んでいると民族紛争というものが理解できない人がほとんどです。
理解しなくて良いのか理解すべきなのかは難しい問題です。
どちらにしても戦争は悲惨な現実しか残しません。 歴史的にみてもそれは確かですね。